わたしたちは「文:センテンス」で英会話を指導することを心がけています。
キッズクラブの子どもたちは、文法の柱で単語を組み立てて覚えるのではなく、リズムで基本的な表現を丸ごと覚えてしまいます。そのために不可欠なのが、チャンツ(リズムに合わせて英語のセンテンスを口ずさむ)や歌です。主要教材にアプリコット出版のテキストを使用していますが、チャンツがとても充実しています。
また、補助教材として、Carolyn Grahamの『Jazz Chants Old and New 』なども使います。さらに講師もたくさんのチャンツや歌を自ら作り、子どもたちが無理なくセンテンスを覚えられるよう工夫しています。
基本的な表現を習得しながら、一方で、それらを膨らませるために、たくさんの単語やフレーズを学びます。松香フォニックス研究所の『Pam and Tod』の会話カードやアメリカで英語教育に使用されているカード・パズルなども使います。
フォニックスを学ぶと、正しい発音を身につけ、自分の力で読んだり書いたりすることができるようになります。
それぞれのアルファベットが持つ音を知り、初めの音が同じ言葉、真ん中の音が同じ言葉などを聞き分ける練習を行ないます。されに3文字の言葉を読んだり書いたりします。
(例)Big A, little a ア、ア、ア ant, aplle ア、ア、ア
教室で読み聞かせに使ったり、生徒に宿題で読んでもらっているのが、Springboardシリーズの本です。アプリコット出版のサイトで朗読を聞くことができるのでとても便利です。
合計で128冊(16レベル、各レベル8冊ずつ)。8冊の内訳はフィクション5冊、ノン・フィクション3冊の読みきりタイプ。1文英語から、約20行の英文までレベルごとに難易度があがり、読み応え充分。子ども達が「読めた!」の実感を味わえるシリーズです。