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今回は、留学を通じて英語以外に学んだ体験をお話しさせていただきます。
私は高校を卒業して1週間もせずにすぐに渡米しました。 高校時代は英語部の部長でもあり、ぼちぼち英語を読んだり書いたりすることは得意だったのですが、外国人と関わる機会が滅多になかったので、スピーキングとリスニングに自信が全くありませんでした。 でもアメリカに着いてからは何もかも全て英語…!!! 飽きるほどの英語攻めです(笑) |
多国籍の留学生
大学はアメリカ人だけでなく、台湾人、タイ人、日本人、韓国人、ロシア人、モンゴル人、香港人などたくさんの国籍のかたがいました。
たまに日本語を話す機会がありましたが、聞こえる言葉、見る文字すべて(当たり前ですが)英語です。 そこで一つ気が付きました。
なぜか日本人は日本人同士で行動することが多く、カフェテリアに行くと日本人グループが、休日も日本人グループが車に乗ってどこか遊びに行く、といったような集団行動を見受けることが多くありました。 私はアメリカに着いてすぐのとき、日本人コミュニティ(?)に招待されて一緒にスーパーに行ったり、ご飯を食べたりしていましたが「日本語をしゃべっている」のです。
せっかくアメリカに来たのに英語ではなく日本語を話しているようでは、日本の大学へ通っているのと同じだ!と思ったのです。 なので、あまり日本人コミュニティと関わらず、違うコミュニティの人たちとつるむようになりました。
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香港人・台湾人コミュニティの友人たち |
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彼らは夜中(夜11時以降)にクッキングを始めます。
シアトルにアジア系マーケット(宇和島屋)があり、そこで中国系食材を仕入れて、夜中にガチャガチャと料理を始めます。
基本炒めるだけでできる簡単料理でしたが、10人以上の台湾人・香港人が集まり、みんなでガヤガヤ話しながら食べるのです。
もちろん、彼らが話す言葉は中国語ですが、私と話すときは英語です(笑) |
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こんなクッキングパーティーナイト(?)な日々が長く続きましたが面白かったですし、彼らの文化や英語、そしてちょっと中国語を学びました(笑)留学生が多い大学だと英語だけでなく、その国の言葉や文化、日本では味わえないような体験ができるのも留学の醍醐味ではと思います。 |
一番初めに卒業した大学は特に留学生が多い大学でした。
2つ目の大学ワシントン州立大学(バンクーバーキャンパス)は日本人が確か私含めて2名のみだった気がします。
ワシントン州立大学のプルマンキャンパスはマンモス級で生徒数が多いですが、
私が通っていたキャンパスはバンクーバーキャンパスといって、オレゴン州ポートランドに近く、ワシントン州バンクーバー(カナダじゃないですよ!)にあります。
心配性の両親がなるべくタコマ空港に近いところを…とリクエストがあったので、
渋々(?)と承諾し、プルマンと比べるとこじんまりとしたバンクーバーキャンパスを選択しました。ワシントン州立大学だけでなく、3つ目の大学、シアトルパシフィック大学も初めに卒業したスカジットバレー大学とは異なり、留学生が少なかったのが記憶にあります。
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私は日本文化が好きそうな外国人(アニメヲタク含む)とよくつるむようにしていました。
結果、毎日英語を話したり、遊んだり、一緒に勉強したり等、楽しい日々を過ごしつつ、
英語をサクサク学び、英語だけでなく、この異文化交流によって新しい体験を毎日過ごすことができました。
今でも当時仲良かった同級生とはFacebookなどのSNSで繋がっています。
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例えば、韓国人Lilyという女の子とは今もずっと仲良しで、韓国に遊びに行ってご実家に泊まらせて頂いたこともありました。
今彼女はロサンゼルスで働いているため、先日ビバリーヒルズホテルへ旅行に行った際、ランチを一緒に食べて再会を果たしました。
ルームメイトだったShannonという白人アメリカ人の女の子は我が家にホームステイして、一緒に渋谷に行ったり等の交流があります。
留学体験とは英語を学ぶだけではなく、多国籍の異文化も学ぶこともでき、
多くの友情を育むことができます。いつか時間があったらまたシアトルに行って大学を周ったり、当時の友人たちに会いたいなと思っています。
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